Japan Scientific Name: Halcyon coromandaEnglish Name: Ruddy KingfisherObserved in: Ishigaki, JapanObserved Timing: May-22 石垣島で撮影した亜種のリュウキュウアカショウビンです。特徴的な鳴き声をしているので、存在に気づくことは容易ですが、姿を確認するには少しの努力が要ります。八重山地方にはダイビングのために何度も足を運んできましたが、きちんと装備を整えて撮影に臨みました。日本には夏鳥として渡来し、5月から10月ごろまで観察が可能なようです。 Singapore Observed in: Bidadari ParkObserved Timing: Dec-24 シンガポールでも機会は少ないですが、アカショウビンを観察することは可能です。日本などの北東アジアで夏を過ごした個体が東南アジアに亘ってくる秋、そして北に帰る春先が観察のタイミングとなります。通常、シンガポールは通過点となるので、長くは留まりませんが、この個体は冬の間をずっとシンガポールで過ごすことに決めたようです。 Indonesia Observed in: Tangkoko Nature ReserveObserved Timing: Mar-23 タンココでの探鳥の最終日、セレベスカワセミを観察した帰り道で撮影したものです。これからまた北に渡っていきます。

Ishigaki (May-22)
一時帰国の合間での鳥見です。これまで何度も訪れてきた石垣島ですが、いつも目的はダイビング。陸上の探索はほとんどしてこず、島の鳥の代表格であるアカショウビンとカンムリワシをそれぞれ初めて見ることができたことが、すごく嬉しかった知見のない一時滞在先での探鳥を有意義なものとすべく、5年ぶりにガイドをお願いしました。プロのプロダクティビティはすごい! ほんのり紫色がかっているのが亜種であるリュウキュウアカショウビンの特徴らしく、ヤエヤマカジカガエルを咥えている瞬間にも会えました。2022年の梅雨は例年にはなく長雨が八重山地方に降り注いでおり、雨の合間に水分を払うカンムリワシには普段見れないカンムリの部分をみることができました。島中には至る所にイシガキヒヨドリがいます。良いポジションで撮影できましたがじっくり見ると美人です。暗がりのズグロミソゴイ、白いクロサギ。ブラジルでナンベイセイタカシギは見ましたが、セイタカシギは初めて。水田にいっぱいいました。シンガポールでは普通種のシマキンパラ。揺れる草に乗っかる様子はキンパラおなじみの光景。カモ科の鳥類はシンガポールにはほとんどいないので新鮮だったバン、カルガモ。そしてコウライキジ。綺麗です。これまたシンガポールでも観察できるツバメチドリ。子育て中でした。草むらで餌を捕食中のクロハラアジサシ。小柄でカラスと格闘していたカタグロトビ。牛とアマサギは石垣ではおなじみの光景の様です。リュウキュウコノハズクは木陰に。ちょっと不機嫌です。雨の中のリュウキュウヨシゴイ。かわいいセッカ。そしてシンガポールで見逃したタマシギ(メス)!最後の最後に嬉しいサプライズでした。