Scientific Name: Dumetia atricepsEnglish Name: Dark-fronted babblerObserved in: Horton Plains, Shinharaja ForestLocal Status: ResidentObserved Timing: Feb-24 インドおよびスリランカに生息するチメドリであり、黒い頭部と黄色い虹彩が特徴的。写真はShinharajaで撮影したものであり、亜種のD. a. nigrifronsであると思われます。
Pomatorhinus melanurus – スリランカマルハシ
Scientific Name: Pomatorhinus melanurusEnglish Name: Sri Lanka scimitar babblerObserved in: Nuwara Eliya, Sinharaja ForestLocal Status: EndemicObserved Timing: Feb-24 インドマミジロマルハシ(Pomatorhinus horsfieldii)の亜種から独立したスリランカの固有種です。他の固有種の多くは旧国名のセイロンを冠していますが、亜種から分離したタイミングの問題なのでしょう。スリランカを名前に持つ鳥となっています。特徴的に丸まった黄色い嘴と白い顔が綺麗で、旅行前から見たかった鳥の一つでした。
Argya cinereifrons – セイロンガビチョウ
Scientific Name: Argya cinereifronsEnglish Name: Ashy-headed laughingthrushObserved in: Sinharaja ForestLocal Status: EndemicObserved Timing: Feb-24 ガビチョウは旧世界のスズメ目として代表的な勢力であり、各地に固有種が存在しています。別に可愛くはないし、日本や各地でどちらかといえば害鳥として扱われることもあり、ちょっと可哀そうな立ち位置です。
Zosterops ceylonensis – スリランカメジロ
Scientific Name: Zosterops ceylonensisEnglish Name: Sri Lanka white-eyeObserved in: Horton Plains National ParkLocal Status: EndemicObserved Timing: Feb-24 この緑の濃いメジロはスリランカの固有種であり、Hoton PlainsやNuwara Eliyaの市街・公園でみることができます。すばしこいので撮影は容易ではないうえに、数は多いので粘ることなく後回しにしがち、、そして結局いい写真が撮れていないという、お決まりの?パターンに陥りがちのやつです。
Zosterops palpebrosus – ハイバラメジロ
Scientific Name: Zosterops palpebrosusEnglish Name: Oriental white-eyeObserved in: KiltugaLocal Status: ResidentObserved Timing: Feb-24 固有種のセイロンメジロよりも低地に生息し、色合いも幾分落ち着いている。
Parus major – ヨーロッパシジュウカラ
Scientific Name: Parus majorEnglish Name: Great titObserved in: Nuwara Eliya, Horton Plain, SinharajaLocal Status: ResidentObserved Timing: Feb-24 野鳥の楽しさに気づいたのは2015年パンタナールに行った時のこと。その年末に南アフリカでサファリをするために購入していた望遠レンズをなんとなく持って行ったのが始まりでした。その時はパンタナールが野鳥の楽園であることすら気にも留めていなかったのです。それからというもの、日本国外での探鳥しかしてこなかったのもあり、シジュウカラ科の鳥にカメラを向けたのが今回初めてであることに気づきました。ユーラシア大陸を覆ってしまうほどに広く分布しています。
Leptocoma zeylonica – クリセタイヨウチョウ
Scientific Name: Leptocoma zeylonicaEnglish Name: Purple-rumped SunbirdObserved in: Sinharaja ForestLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Feb-24
Cinnyris lotenius – クリムネタイヨウチョウ
Scientific Name: Cinnyris loteniusEnglish Name: Loten’s sunbirdObserved in: Sinharaja ForestLocal Status: ResidentObserved Timing: Feb-24 ひときわ長いくちばしをもつ当種の雌です。ホテルの庭で見られました。雄は紫がかった頭部がとても綺麗ですが、姿を現すことはありませんでした。
Dicaeum agile – ハシブトハナドリ
Scientific Name: Dicaeum agileEnglish Name: Thick-billed FlowerpeckerObserved in: KitulgalaLocal Status: Uncommon ResidentObserved Timing: Feb-24 スリランカには固有種のハナドリがおりますが、今回見れたのはそうではない方のこちら。開けた山の斜面でなにかを実を啄んでおりました。
Motacilla cinerea – キセキレイ
Scientific Name: Motacilla cinereaEnglish Name: Grey wagtailObserved in: Nuwara EliyaLocal Status: ResidentObserved Timing: Feb-24 長い尾を縦に振り続けるセキレイ。シンガポールでも見ることができる種で、そこまで希少ではないはずなのですが、初見はこのスリランカでとなりました。池や水路の近くで見ることが多かったです。
Hypothymis azurea – クロエリヒタキ
Scientific Name: Hypothymis azureaEnglish Name: Black-naped monarchObserved in: Sinharaja Forest ReserveLocal Status: ResidentObserved Timing: Feb-24 子育て中のクロエリヒタキ。しばらく巣の様子をうかがっていると親鳥がフワッと飛んできた。カササギヒタキ科に属する。シンガポールは非常に希少であるが観察例はあり、マレーシアとの国境付近の島々で見られていたよう。
Culicicapa ceylonensis – ハイガシラヒタキ
Scientific Name: Culicicapa ceylonensisEnglish Name: Grey-headed canary-flycatcherObserved in: Nuwara EliyaLocal Status: ResidentObserved Timing: Feb-24 森の中が鳥たちの声で騒がしくなった時に、現れたのはセンニョヒタキ科の当種。ヒタキに類する種の分類は非常に複雑で、理解が難しいです。
Ficedula subrubra – カシミールオジロビタキ
Scientific Name: Ficedula subrubraEnglish Name: Kashmir flycatcherObserved in: Nuwara EliyaLocal Status: ResidentObserved Timing: Feb-24 ガイドが指さす森の奥に美しい鳥を見た。カシミールの名を関する鳥をこの南の島国で見ることができるなんて、なんて素敵なことだろう。
Cyornis tickelliae – ノドアカヒメアオヒタキ
Scientific Name: Cyornis tickelliaeEnglish Name: Tickell’s Blue FlycatcherObserved in: KitulgalaLocal Status: ResidentObserved Timing: Feb-24 ふと足元に現れた、ハッとするほどに美しい青い鳥。喉元のオレンジと腹部の白の取り合わせが絶妙です。シンガポールで人だかりの中で観察したマングローブヒメアオヒタキを思い出します。今回はじっくり静かに飽きるまで姿を捕らえることができました。ヒメアオヒタキ属はほどんど私には見分けがつきません。
Muscicapa muttui – チャムネサメビタキ
Scientific Name: Muscicapa muttuiEnglish Name: Brown Breasted FlycatcherObserved in: Kitulgara, Sinharaja Forest ReserveLocal Status: ResidentObserved Timing: Feb-24 サメビタキ属には似通った種が数が多く存在しておりますが、Sri Lankaにはコサメビタキか当種かしかいないので簡単に見分けることができます。5日間の滞在中、コサメビタキは1度しかみませんでしたが、当種は4度ほどの観察機会がありました。Singaporeでも過去に数度の観察例があるようですが、非常に稀です。
Eumyias sordidus – セイロンヒタキ
Scientific Name: Eumyias sordidusEnglish Name: Dull-blue flycatcherObserved in: Horton Plains National ParkLocal Status: EndemicObserved Timing: Feb-24 風の強い日ではありましたが、公園の入り口付近の高い気に覆われた池の周りは比較的穏やかで、よく観察してみると暗い木々の間を飛び回る当種を見ることができました。しかし距離が遠くて良い写真が撮れずいたところ、帰路の道沿いで間近に観察することができました。大きな目と控えめだけど綺麗な青が非常に美しい鳥です。
Saxicola caprata – クロノビタキ
Scientific Name: Saxicola caprataEnglish Name: Pied bush chatObserved in: Horton Plains National ParkLocal Status: ResidentObserved Timing: Feb-24 Horton PlainおよびNuwara Eliyaからの道中で最もよく見られた種です。どんどんと感動が薄れていきますが、まぁそんなもんです。強欲なのです。生息範囲は広く、中央アジアから南インドなどで見られる。ゆえに多数の亜種が存在するらしいです。茶色がかった個体は雌です。
Gracula ptilogenys – セイロンキュウカンチョウ
Scientific Name: Gracula ptilogenysEnglish Name: Sri Lanka hill mynaObserved in: KitulgalaLocal Status: Uncommon EndemicObserved Timing: Feb-24 スリランカの投稿が一通り完了したと思ったら、漏れてしまっていた。印象に残らなかったわけではないけれど、シンガポールで見れるキュウカンチョウにも姿形は大きく変わらないし、、ところが、当種はスリランカの固有種であり、準絶滅危惧種にも指定されている大変貴重な種なのです。
Lonchura malacca – ギンパラ
Scientific Name: Lonchura malaccaEnglish Name: Tricolored MuniaObserved in: Horton Plains National ParkLocal Status: ResidentObserved Timing: Feb-24 群れで草原を飛び回っているカエデチョウ科キンパラ属のギンパラ。キンパラ (Black-headed Munia) という種もいてシンガポールに生息している。どことなく命名に投げやり感を感じずにはいられない。
Geokichla spiloptera – セイロンジツグミ
Scientific Name: Geokichla spilopteraEnglish Name: Spotted-winged ThrushObserved in: KitulgalaLocal Status: EndemicObserved Timing: Feb-24 Horton Plainsで鳴き声を確認したものの、まったく姿を現さず、泣く泣く諦めていたものの、Kitulgalaでしっかりと姿を捕らえることができた。ジツグミの仲間たちは本当にシャイで観察は容易ではありません。
Turdus simillimus – インドクロウタドリ
Scientific Name: Turdus simillimus kinnisiiEnglish Name: Indian BlackbirdObserved in: Horton Plains National ParkLocal Status: ResidentObserved Timing: Feb-24 強風吹き荒れる高原は野鳥観察には最悪の状況でした。そんな風を避けるように建物裏の芝の上を散歩していたのは当種。ツグミ科でクロウタドリの亜種と扱われていた時もあったけれど、独立した種として認識されるに至っているようです。スリランカとインドにのみ生息します。