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Huenia heraldica – コノハガ二
In Singapore どこに個体がいるかわかるでしょうか。画面中央につぶらな瞳を2つ確認できたら全体を認識しやすいかもしれない。緑や茶色の個体を日本で見ることはあったが、紫色の個体もいるというのは新しい発見であった。背負っている海藻も独特で当地の環境に馴染むようになっている。 In Japan 透き通った綺麗な緑色のコノハガニ。
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Chelonia mydas – アオウミガメ
Scientific Name: Chelonia mydasEnglish Name: Green sea turtleObserved in: Pulau Hantu, SingaporeObserved Water Depth: 10mObserved Timing: Nov-21 カメとかイルカ・クジラといった魚類以外の海洋生物は神格化された人気を獲得しており、なんだかなぁと思うことも少なくない(=物事の一面しか見ないのはあまり好きじゃない)。 しかしながら、よくよく考えると爬虫類が海の中にいるってのは面白い。海生爬虫類というらしく、現存するのはウミガメの他はウミイグアナくらいらしい。今度またちゃんと調べてみようと思う(ガラパゴスのダイビングで見せてもらったウミイグアナは神々しくて後光がさしていた←神格化してる)。 さておき、写真の個体は当地一本目にスポットしたものであり、なるほどウミガメとはこういったシンガポールの都会の内湾でも生息しているのかと、感慨深い出会いであった。いつもよりはほんの少しね。
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Palaemonidae sp. – テナガエビ科の1種
エビの分類は正直言ってよくわからないので、間違っているかもしれない。ナイトダイブで確認できた。青い目が綺麗。
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Periclimenes platycheles – オシャレカクレエビ
日本でもよくみるオシャレカクレエビ。どの部分がお洒落なのかと不思議に思うもんだが、おそらく関節部分のオレンジであったりハサミの青だったりのことなんであろう。和名の名付け親はとても奥ゆかしい感性の持ち主に違いない。
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Pseudopaguristes monoporus
In Singapore ヤドカリはマニアックだ。マニアックすぎるから手が出ない。同時にヤドカリには幼稚園児だって虜にするわかりやすい魅力がある。家ごと移動してるなんて、改めてすごい(英語だとヘルメットになるから味気ない。家のほうがいい)。当地でも度々観察する機会があるが、黄色い家に思わずファインダーを向けてしまった。 http://www.wildsingapore.com/wildfacts/crustacea/othercrust/anomura/hermit/banded.htm
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Penaeidae sp. – クルマエビ科の1種
In Singapore これまたよくわからないエビである。いろんなエビが探せばいるものだが、エビカニの世界も大変奥深く、魚類で手一杯なので未分類の子たちが増えていく一方。。
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Palaemonidae sp. – テナガエビ科の1種
In Singapore おそらく何かのカクレエビであり、Pontoniinae – カクレエビ亜科に属する種であるかと思うのだが、テナガエビ科が当亜科を包含するのでタイトルの通りの分類としてみた(やっぱりカクレエビの一種のほうがいいかな。。)。 下段の写真は面白い環境におり、カラフルで綺麗だ(この生え物は何と言うんだろう)。上段2枚はヤギについてい抱卵個体をナイトダイブ時に観察した。エビはもっと絞って撮ればいいのだが、この時はちょっと理由があってそれができずフンワリさせてしまった。
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Nudibranches – ウミウシ
最近あんまり撮ってないけど、こうしてみるとすごい。
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Idiosepius paradoxus – ヒメイカ
世界最小のイカともいわれる当種は2cmで成熟個体となる。当個体もサイズはせいぜい1-2cmであり、見つけるのは至難の業。近くにいたテンジクダイを撮影していたところ、視界の端で何やらアマモを移動して回る微小な物体をとらえ、ファインダーを向けてみるとヒメイカであった。日本にも生息はしているが、自身で発見することができたのは初めてであり、感動もヒトシオであった(ヒトシオってなんだ)。