Scientific Name: Ostorhinchus cavitensisEnglish Name: Whiteline CardinalfishObserved in: Pulau Hantu, SingaporeObserved Water Depth: Around 10mObserved Timing: Anytime I often find something like a universe, when I develop a cardinalfish photography. Their shining body looks like a star or galaxy. This species has bright yellow line and that beautifully emphasize this inner universe. 透き通った体にきらきらと輝くテンジクダイ科の魚たち。本種はレモンイエローの差し色付き。日本には生息しておらず、和名は見つけられなかった。英名はWhiteline Cardinalfishであるが、この美しいYellowではなく、そっちに注目するのか??命名とはなかなに奥深い作業のよう。 Glistening with a transparent body, the fish of the Cardinalfish family shine brightly. This species is adorned with lemon-yellow accents. It does not inhabit Japan, and I couldn’t find its Japanese name. Its English name is White-line Cardinalfish, but I wonder why the focus is not on its beautiful yellow color instead? Naming seems to be a truly profound process.…
Ostorhinchus compressus – ヒラテンジクダイ
Scientific Name: Ostorhinchus compressusEnglish Name: Ochre-striped cardinalfishObserved in: Pulau Hantu, SingaporeObserved Water Depth: Around 5-10mObserved Timing: Aug-22 青くメタリックに光る眼と淡いピンク~オレンジの鰭の取り合わせがなんとも綺麗なテンジクダイ。浅瀬をうろうろしているから簡単に撮れそうなもんだけど、すっと向きを変えてそっぽを向こうとする。良いアングルで撮るには追いかけまわさずにゆっくりと待つことです(自戒)。 Another Observation 写真左は西表で撮影したもの。海が濁っていないので、体色がよくわかるかと思います。写真右はセブでの撮影。鰭全開で口を開けているが、テンジクダイがこのようになっているのはあんまり見かけない、、、と思ったら案の定抱卵しているじゃないか(水中で気付けよ。。。泣)。
Cheilodipterus singapurensis – シンガポールテンジクダイ
Scientific Name: Cheilodipterus singapurensisEnglish Name: Singapore CardinalfishObserved in: Sentosa, SingaporeObserved Water Depth: Less than 5mObserved Timing: Mar-22 This big Apogonidae is called Singapore Cardinalfish, I’d never known that there is a fish whose name has “Singapore” till writing this article.It hid inside a same color coral and well camouflaged, that makes autofocus disable. A lighting get it swam away, of course. It’s the dilemma. 水深10m以浅に生息する大型のテンジクダイであり、サンゴに同化して隠れているようにいた。掲載に当たり同定をしてみて、初めて種名を認識したが、シンガポールの名を冠したテンジクダイがいたとは。。なんだか少し愛着が沸いたので、これからは気を付けて観察してみようと思う。見た目通りの肉食性。サンゴの暗がりこのような大き目の横長の被写体は、中望遠マクロの射程距離ではない(かつ撮影地は浮遊物が多い)ので撮影に苦労させられます。
Ostorhinchus endekataenia – コスジイシモチ
Scientific Name: Ostorhinchus endekataeniaEnglish Name: Candystripe cardinalfishObserved in: Pulau Hantu, SingaporeObserved Water Depth: Around 8-10mObserved Timing: Feb-22, Aug-22 シンガポールにおける海の季節は日本のそれよりも1か月ほど早いように思われる。撮影時点の2月は海の中が春めきだし、イシモチの口内保育が確認例が報告されていた。そうしたことから、躍起になってイシモチを探していたのであるが、そんな時に限って見つからない。ようやく見つけても卵は抱えておらず出会いはならなかった。 淡い色の体色、先の丸まった尾鰭に大き目の黒点が特徴的。 https://www.fishbase.se/summary/Ostorhinchus-angustatus.html
Ostorhinchus margaritophorus – マルガリータテンジクダイ
Scientific Name: Ostorhinchus margaritophorusEnglish Name: Red-striped cardinalfishObserved in: Sentosa, SingaporeObserved Water Depth: Less than 5mObserved Timing: Anytime, Apr-22 for mouth breeding Cardinalfish is a famous about mouth breeding. Male breeds their egg in his mouth and does not feed himself till hatch-out.For this mouth breeding purpose, male gets a relatively longer and bigger jaw, comparing to female.On a first and second photos, you may recognize eggs with eyes. It’s the astonishing behavior, indeed. 水深2-4m、多ければ20匹くらいで群れている小型のテンジクダイ。観測したのは4月であり、口内保育をしている。たまたま抱卵個体を撮影していたので、現像時に抱卵の事実に気づいたものの、観察力のなさを本当に残念におもう。。泣 というわけで、後日また抱卵個体を撮りに行った。よくよく観察すると、口を常にパクパクとしながら、新鮮な水を口内に循環させる動きをしている。そして明らかに顎が張って受け口になっている(ので、よく見ればすぐわかる。。。)。 ところでこのテンジクダイの保育だが、オスは保育期間中何も食べずに子育てに専念するという涙ぐましいエピソードが有名なのかと思うが、実は場合によっては卵を食べてるらしい(!!)という衝撃の事実を知った。観察者(=人間)のこうだったらいいなとか、美しいなとかいうエゴイズムを叩き潰してくる自然。とても素敵です。生きることに真っすぐなのが、自然の楽しさです。(そう考えるとなんだか悪い顔してる?←というのも人間のいい迷惑な解釈か)。
Sphaeramia orbicularis – ホソスジマンジュウイシモチ
Scientific Name: Sphaeramia orbicularisEnglish Name: Orbicular CardinalfishObserved in: Sentosa, SingaporeObserved Water Depth: Less than 1mObserved Timing: Anytime 本家(?)マンジュウイシモチも食ったらまずそうだけど、こっちもなかなかな見た目をしている。薄暗い桟橋下などの水深数センチを、集団で漂っておりちょっと怖い。いや、ちょっとではなく、かなり不気味で私は嫌いだ。この体色と動きの少なさのためなんだろうか、生気が感じられずに、死体が浮いてる感じがしてしまってダメだ。 しかし苦手なものから逃げつづけてはいけないので(?)写真を取り直してきた。。が、被写体は幼魚にした。幼魚については、よく見ると第一背鰭と腹びれには黄色や赤い色が入っているし、目も少し充血しており、本家マンジュウの面影が感じられる。これなら、かわいいといえる範疇か。ただ、パンツ部分はどう頑張ってもこんな感じの色で、地味である。 ザ・マンジュウの姿は以下のリンクから。確かにこうしてみると本種のほうが横帯が細筋ですね。
Sphaeramia nematoptera – マンジュウイシモチ
Scientific Name: Sphaeramia nematopteraEnglish Name: Pajama CardinalfishObserved in: Pulau Hantu, SingaporeObserved Water Depth: Arounrd 5mObserved Timing: Nov-22 This fancy appearance fish has a lovely name “Pajama Cardinalfish” which wears a white and red dot pants. That juveniles is a idol in brackish water, though I start to reckon, herein Singapore, that adult is also great model. It has soooo gorgeous fins. 英名はPajama Cardinalfish、和名にマンジュウ、愛称はイチゴパンツ、これら名前のインパクトに加えて、この見た目である。突っ込みどころが多く欲張りな(?)テンジクダイ科のマンジュウイシモチは忘れがたい存在だ。流れのない穏やかな内湾のサンゴ域に生息している印象で、当地でもそういった環境を好んでいるように思われる。成魚は黒ずみ体色から鮮やかさが薄れていくので、これまで撮影対象とはしてこなかった。しかしこうしてみると、鰭の一つ一つが大きく、そして複雑な色をしていることに気づく。当個体は非常に敏感に気配を察知してサンゴ影に隠れようとするのだが、こんなにド派手に着飾ってシャイという矛盾した性質も面白い。 Side Story Photography ユビエダハマサンゴの周りに漂う当種の幼魚。サンゴの中にいることが多いがどういうわけか外に出てフワフワしていた。体色が成魚に比べて澄んでいる(水も澄んでいる!)。
Cheilodipterus quinquelineatus – ヤライシモチ
Scientific Name: Cheilodipterus quinquelineatusEnglish Name: Five-lined cardinalfishObserved in: Pulau Hantu & Sentosa, SingaporeObserved Water Depth: 3-8 mObserved Timing: Anytime 日本でも一般的にみられるヤライシモチ。よく見ると鋭い歯を持っている。見たまんま肉食でゴツイ顔をしていますが、口内保育をします。 似た種にCheilodipterus isostigmusがおりこれは日本にはいない。見分けは尾鰭付け根の黒斑の位置によるらしいが、非常に微妙です。 ちなみに写真一枚目の背景の青緑がかったサンゴは所々にみられるます。他サンゴと異なり堆積物が溜まりにくいようであり、綺麗な状態でいることが多く、イソハゼが乗っかっていないかと、探しているが未だ見たことはない。 Side Story Photography 名前にリュウキュウとつけばこの通り、Cheilodipterus macrodonです。ヤラってなんなんでしょう。撮影は日本です。
Cheilodipterus isostigmus – ドッグトゥースドカーディナルフィッシュ
Scientific Name: Cheilodipterus isostigmusEnglish Name: Dog-toothed CardinalfishObserved in: Sentosa, SingaporeObserved Water Depth: Less than 5mObserved Timing: Apr-22, Jun-22 I observe only a few individual of this species in Singapore, probably it is uncommon. However, spotting this is not a difficult. They are still in the same area even after 2months from the first spot. This green coral must be his favorite place. Distinguishing it from the five-line cardinalfish is complicated. ヤライシモチとの見分けが図鑑上の写真では微妙でよくわからないと思ったが、いざ見てみると雰囲気は全然違った。体高はやや高く、ベースとなっている白色はより明るい感じがする。大きさも一回り大きいだろうか。大きさや色は個体差によるところがあると思うので、また別の観察機会があれば嬉しい。 ちなみに図鑑における分類の方法は尾鰭つけ根の黒斑が縦帯のライン上にあればヤライシモチ、若干上にあれば本種と書いてある。確かに若干上にあるような感じがしないでもない。