Hemicircus concretus – カンムリコゲラ

Hemicircus concretus – カンムリコゲラ

Scientific Name: Hemicircus concretusEnglish Name: Gray-and-buff WoodpeckerObserved in: Bukit TingiObserved Timing: Jul-22 ガイドさんと一緒に探鳥をしていると、自分では絶対見つけられなかっただろうなと思うことがある。当種もそれで、微かな鳴き声を頼りに木陰で動き回っていたのを探しあててくれた。体色はほとんど枝と同化しているので、私には目視するのも困難だった。写真は雌であり、現れなかった雄は頭部の一部が鮮やかな赤色をしている。頭でっかちの小型のキツツキでとても可愛らしい。

Chrysocolaptes stricklandi – スリランカコガネゲラ

Chrysocolaptes stricklandi – スリランカコガネゲラ

Scientific Name: Chrysocolaptes stricklandiEnglish Name: Grater Sri Lanka Flameback (Crimson-backed flameback)Observed in: Shinharaja ForestLocal Status: EndemicObserved Timing: Feb-24 雄と雌が一緒にいたり、木に生えているキノコのようなものをつついていたり、印象深いシーンに出会うことができました。GraterにしろLesserにしろ名前がいくつか存在していて和名も正式には存在していない、同定に混乱する状態になっているようです。

Picus chlorolophus – ヒメアオゲラ

Picus chlorolophus – ヒメアオゲラ

Sri Lanka Scientific Name: Picus chlorolophusEnglish Name: Lesser YellownapeObserved in: KiltugaLocal Status: ResidentObserved Timing: Feb-24 Yellownapeな雄ではなく、写真はYellowが控えめな雌です。東南アジアにも広く分布する種なので、ファンキーな雄にもいつか出会いたいです。 Malaysia Scientific Name: Picus chlorolophusEnglish Name: Lesser YellownapeObserved in: Fraser’s HillObserved Timing: Jul-22

Dinopium psarodes – セアカヒメコガネゲラ

Dinopium psarodes – セアカヒメコガネゲラ

Scientific Name: Dinopium psarodesEnglish Name: Lesser Sri Lanka Flameback (Red-backed flameback)Observed in: NegomboLocal Status: Common EndemicObserved Timing: Feb-24 最終日の空港近くのホテルの庭で観察できた、スリランカの固有種キツツキ。雄が雌を追い回しているシーンが何度か見られました。交尾の瞬間はうまい具合に木の後ろに隠れてしまいましたが、写真に収めることもできました。和名は正式には無いようです。。

Mulleripicus fulvus – ツラアカボウシゲラ

Mulleripicus fulvus – ツラアカボウシゲラ

Scientific Name: Mulleripicus fulvusEnglish Name: Ashy WoodpeckerObserved in: Tangkoko Nature Park, IndonesiaObserved Timing: Mar-23 赤い顔面が特徴的な大型のキツツキです。同属のボウシゲラ (Great Slaty Woodpecker – Mulleripicus pulverulentus) が、数か月前にSingapore Botanic Gardenに出現しておりましたが、見逃していたこともあり、ひときわ嬉しい出会いとなりました。扇状に尾を開くことで、身体をより安定させて木を突くことができるようになっています。スラウェシ島の固有種です。

Chrysophlegma miniaceum – シマベニアオゲラ

Chrysophlegma miniaceum – シマベニアオゲラ

Scientific Name: Chrysophlegma miniaceumEnglish Name: Banded WoodpeckerObserved in: Hindhede Nature Park, Singapore Botanic GardenLocal Status: Uncommon ResidentObserved Timing: Nov-21, Dec-22 Hindhede Nature Parkはブキティマの一角にある小さな公園であり、そのさらに一角にキツツキ科などの鳥が集まっていることがある。

Micropternus brachyurus – クリチャゲラ

Micropternus brachyurus – クリチャゲラ

Scientific Name: Micropternus brachyurusEnglish Name: Rufous WoodpeckerObserved in: Coney IslandLocal Status: Uncommon ResidentObserved Timing: Sometime 当地のキツツキ科の中でも、比較的観察機会が限られているのが当種であるように思う。Coney Islandでしか見たことがない。すっきりした顔周りと黒い目がかわいらしい。ところで、Rufousと名の付く鳥は多いが、それが赤茶色を意味することを鳥見を始めてから知った。

Picus vittatus – タケアオゲラ

Picus vittatus – タケアオゲラ

Scientific Name: Picus vittatusEnglish Name: Laced WoodpeckerObserved in: Hindhede Nature Park, Jurong Lake Garden, Coney Island etc.Local Status: Uncommon residentObserved Timing: Anytime キツツキ科の鳥たちを発見すると、彼らはすぐさま木を上に登っていき、撮影が困難になっていくことが多いけれど、樹上で羽を乾かしていた当種は数分間は開けた場所にとどまり続けていた。雨上がりには素敵な出会いが多い。

Yungipicus moluccensis – マレーコゲラ

Yungipicus moluccensis – マレーコゲラ

Scientific Name: Yungipicus moluccensisEnglish Name: Sunda Pygmy WoodpeckerObserved in: AnywhereLocal Status: Common residentObserved Timing: Anytime 当地で見られる最小のキツツキであるが、その足は垂直の樹木を捉えるべく、しっかりとした爪を持っている。日本にもいるコゲラによく似ているけれども別種である。ところで和名はマレーと冠しているが、英名のSundaとは西ジャワ州一帯のことを指すようである。

Dinopium javanense – ズアカミユビゲラ

Dinopium javanense – ズアカミユビゲラ

Scientific Name: Dinopium javanenseEnglish Name: Common FlamebackObserved in: AnywhereLocal Status: Common residentObserved Timing: Anytime 頭赤であることもあるが、黒色をしていることもある。雌雄による違いなのだろうか。とすると和名のズアカとはちょっと浅はかな命名なような気がしてしまう。黄土色の背中にFrame backを隠している。当地の様々な場所で観察機会があり、日本でいえば銀座にあたるOrchardの通りでも見かけたことがある(が、さすがに恥ずかしくて望遠レンズは取り出せなかった。。。)。