Phaenicophaeus sumatranus – チャバラクロバンケンモドキ

Phaenicophaeus sumatranus – チャバラクロバンケンモドキ

Scientific Name: Phaenicophaeus sumatranusEnglish Name: Chestnut-bellied MalkohaObserved in: Bukit Timah AreaLocal Status: Uncommon ResidentObserved Timing: Oct-24 シンガポールで初観察となったMalkohaです。他のカッコウ科の鳥たちとは明確に異なる色合いが、目を引きます。Malaysiaで観察していたクロバンケンモドキと良く似ていますが、当種は腹のあたりが茶色いことで別種となります。スマトラやボルネオを含む東南アジア一帯で広く見られ、Singaporeで唯一観察が期待できるMalkohaでもあります。

Scythrops novaehollandiae – オオオニカッコウ

Scythrops novaehollandiae – オオオニカッコウ

Scientific Name: Scythrops novaehollandiaeEnglish Name: Channel-billed CuckooObserved in: Kri IslandObserved Timing: Mar-24 宿泊していたダイビングリゾートに連なる村の一角で下草を焼き払い土地の整備をしていた。煙が立ち込め熱気が押し寄せる広場の片隅にいたのが、この個体。幼鳥です。自然に手が入る過程で巣から落ちたのでしょうか。親鳥の気配はありませんでした。心配になって翌日にも様子を伺いに行きましたが、もうそこにはいませんでした。無事どこかに住処を見つけたのであればよいのだけれど。。

Cacomantis flabelliformis – ウチワヒメカッコウ

Cacomantis flabelliformis – ウチワヒメカッコウ

Scientific Name: Cacomantis flabelliformisEnglish Name: Fan-tailed cuckooObserved in: TasmaniaLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Nov-23 eBirdを参照すると、Bluney Islandの探鳥地で非常に良く見られている種として記録されています。峠の樹上でよく鳴いている個体を観察することができました。淡い色で可愛らしい容姿をしています。

Phaenicophaeus pyrrhocephalus – アカガオバンケンモドキ

Phaenicophaeus pyrrhocephalus – アカガオバンケンモドキ

Scientific Name: Phaenicophaeus pyrrhocephalusEnglish Name: Red-faced malkohaObserved in: Sinharaja ForestLocal Status: Scarce EndemicObserved Timing: Feb-24 他のバンケンモドキと同じく、枝の込み合う高い木の中を移動していくので、非常に撮影がしずらい鳥です。よくこんな大きな体でスルスルと動けるなぁと感心してしまいます。

Centropus chlororhynchos – セイロンバンケン

Centropus chlororhynchos – セイロンバンケン

Scientific Name: Centropus chlororhynchosEnglish Name: Green-billed coucalObserved in: Sinharaja ForestLocal Status: Highly Scarce EndemicObserved Timing: Feb-24 スリランカの固有種の中でも絶滅の危機度合いが高い当種です。淡い緑色をした嘴が他のバンケンとは明確に異なる特徴で、他のバンケン同様非常にシャイです。何度か小道を横切っていましたが、藪の中に突っ込んで姿は現しません。その後、ついにオープンスペースに来てくれて撮影が叶いました。

Centropus sinensis – オオバンケン

Centropus sinensis – オオバンケン

Scientific Name: Centropus sinensisEnglish Name: Grater CoucalObserved in: Negombo, KitulgalaLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Feb-24 シンガポールを含め、いわゆる東洋区(Indomalaya)全域に生息する当種でありますが、当地での漸く出会えました。Lesser Coucal (C. bengalensis) よりも一回り大きく、他のバンケン同様にシャイです。

Centropus celebensis – セレベスバンケン

Centropus celebensis – セレベスバンケン

Scientific Name: Centropus celebensisEnglish Name: Bay CoucalObserved in: Tangkoko Nature Park, IndonesiaObserved Timing: Mar-23 野鳥に興味のない人であっても、タンココを訪れれば必ず当種のことが気になるはず。というのも独特すぎる鳴き声はまるで催眠術や魔法をかけられたときの効果音のように怪しく早朝の森に響き渡るためだ。バンケンの鳥ですので、まともに姿をみせることなく藪の中に潜んでいます。

Chrysococcyx minutillus – アカメテリカッコウ

Chrysococcyx minutillus – アカメテリカッコウ

Scientific Name: Chrysococcyx minutillusEnglish Name: Little Bronze CuckooObserved in: Conny Island, Jurong Lake GardenLocal Status: Uncommon ResidentObserved Timing: Dec-21 初めて自分で見つけることができた格好でとても思い出深い、アカメテリカッコウです。緑がかった光沢をもつ背中と、どぎつい赤のアイリングをもつ小さいカッコウ。最近見ていないなぁ。

Eudynamys scolopaceus – オニカッコウ

Eudynamys scolopaceus – オニカッコウ

Scientific Name: Eudynamys scolopaceusEnglish Name: Asian KoelObserved in: AnywhereLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Anytime 当地において、ある意味最も知られている鳥なのかもしれない。それは彼らの鳴き声がモーニングアラームには早すぎて、睡眠妨害の被害が続出しているからだ。夜明け前から大声量で連続的にさえずるのには、いささかまいってしまった。しかし、その声量の持ち主の姿格好や、さえずる様子を観察した後には、不思議と不快ではなくなっていた。

Surniculus lugubris – オウチュウカッコウ

Surniculus lugubris – オウチュウカッコウ

Scientific Name: Surniculus lugubrisEnglish Name: Square-tailed Drongo-CuckooObserved in: Singapore Botanic GardenLocal Status: Uncommon Resident and MigrantObserved Timing: Dec-22 2022年の年末にかけて、Singapore Botanic Gardenでは多くのスターバードが観察されていた。その日も多くの人がViolet Cuckooを目的に朝から詰めかけていたが、私たちが到着した時にはもう朝一番のお目見えは済んでしまっていた。そんな中、ふわっと飛び込んできたのが当種。葉っぱの裏に待機している?毛虫をタラフクと召し上がっておりました。