Scientific Name: Erythropitta celebensis
English Name: Sulawesi Pitta
Observed in: Tangkoko Area
Observed Timing: Mar-23



いままでの野鳥観察の中で一番印象に残っていて、この先もこの出会いを超えるものはなかなかないだろうなと思っています。
1つの理由は、この希少で美しい鳥に会えたということ。ガイドが最近になって見つけたという、秘密の場所にハイドを構え、待ち続けた末に目の前に現れていた感動は忘れることはできません。緑色の上着と赤いパンツを穿いているかのようなこの鳥が、きょろきょろと周囲を見回し、お腹を膨らませたり凹ませたりしているのは、可愛いを通り越して可愛いです。
そしてもう一つの理由は、2日間に渡って観察を続ける中で、大量の虫刺されを食らったのが、まさにこのPittaのためにハイドで待機している間だったろう、ということです。その後、発狂するくらいに辛い思いをすることになりましたが、それもこれもこの出会いのためと考えると、報われる気持ちがありますし、出会えた価値をさらに高めてくれるものとして、いまではいい想い出です。が、、2度と同じ轍は踏まないよう、虫刺され対策を厳重にするいい教訓を得ました。