カメラを向けるとひらひらとゆっくりではあるが確実に視線を逸らしてくるカワハギたち。良いアングルで撮るには意外に根気がいります。周囲の環境に応じて体色が変わるようで、写真のどちらもよく溶け込んでいます。
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Pseudomonacanthus macrurus – コクテンハギ
写真の通り色は様々で、全体的に黒点が散在することが特徴であり、識別のポイントとなるよう。 成魚はでかすぎて全身が収めきれないなと思っていたところ、ちょうどいいサイズの若魚がいた(写真下段左)。若いころは、こんな綺麗なヒレをお持ちなのかと、感動しつつじっくり見てみると、一方で髭も伸びてきていることを発見し、なんだかとても微妙な気持ちになった。

Amphiprion ocellaris – カクレクマノミ
Scientific Name: Amphiprion ocellarisEnglish Name: Ocellaris clownfishObserved in: Pulau HantuObserved Water Depth: Around 5mObserved Timing: Anytime クマノミもいろんな種類がおり、微妙な違いで種が異なるので日本にいない種まで含めた同定はよくわからない。フワフワしたイソギンチャクに包まれて写真映えがすさまじい。 Side Story Photography 幼魚はさらに写真映えがすさまじいし、イソギンチャク効果がズル過ぎる。魚に嫉妬しているわけではないけど、なんかちょっとイヤ。