Phaenicophaeus sumatranus – チャバラクロバンケンモドキ

Phaenicophaeus sumatranus – チャバラクロバンケンモドキ

Scientific Name: Phaenicophaeus sumatranusEnglish Name: Chestnut-bellied MalkohaObserved in: Bukit Timah AreaLocal Status: Uncommon ResidentObserved Timing: Oct-24 シンガポールで初観察となったMalkohaです。他のカッコウ科の鳥たちとは明確に異なる色合いが、目を引きます。Malaysiaで観察していたクロバンケンモドキと良く似ていますが、当種は腹のあたりが茶色いことで別種となります。スマトラやボルネオを含む東南アジア一帯で広く見られ、Singaporeで唯一観察が期待できるMalkohaでもあります。

Anarhynchus atrifrons – メダイチドリ

Anarhynchus atrifrons – メダイチドリ

Scientific Name: Anarhynchus atrifronsEnglish Name: Tibetan Sand PloverObserved in: Marina DriveLocal Status: Common MigrantObserved Timing: Oct-24 恐らく写真はすべてメダイチドリだと思うのですが、同じ時期に姿を現していたオオメダイチドリも紛れているかもしれません。シギチの見分けは本当に難しい。。。

Cisticola juncidis – セッカ

Cisticola juncidis – セッカ

Scientific Name: Cisticola juncidisEnglish Name: Zitting CisticolaObserved in: Marina DriveLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Oct-24 草むらに短く冴えわたる声が響く。臆病でなかなか近づくのが難しい鳥です。

Dicaeum cruentatum – セアカハナドリ

Dicaeum cruentatum – セアカハナドリ

Scientific Name: Dicaeum cruentatumEnglish Name: Scarlet-backed flowerpeckerObserved in: Dairy Firm Nature Park, Singapore Botanic GardenLocal Status: Very Common ResidentObserved Timing: Apr-22, Oct-24 家の庭先にも出るくらいに確かに”Very Common”なハナドリではあるのですが、なかなかにいい写真が撮れていない。大きめの高い声で鳴きながら、羽ばたいていく光景を良く見ます。

Caprimulgus macrurus – オビロヨタカ

Caprimulgus macrurus – オビロヨタカ

Scientific Name: Caprimulgus macrurusEnglish Name: Large-tailed NightjarObserved in: Singapore Botanic GardenLocal Status: Very Common ResidentObserved Timing: Apr-24 やっとシンガポールでヨタカに出会えました。私の探鳥力では、この完璧なる擬態を見破ることは不可能と知りつつも、あわよくば地面に落ちていやしないかと淡い期待を抱き続けました。また、目撃情報はあれど、彼らは居所を転々とするため急行せねばならず、タイミングはなかなか合いません。ところが、当個体は数日間に亘って同じ場所に留まり続けてくれたので、念願のLiferとなりました。日中のヨタカは全く動かないものだと思っていましたが、時折幼鳥が親鳥の胸元から出てきたり、親鳥が幼鳥の動きに合わせて左右にもぞもぞと身体を揺らしたりと、想像以上の撮り応えがありました。 Finally, I was able to photograph a Nightjar in Singapore. I had given up hope of finding it myself, as it requires enormous spotting skills to penetrate its perfect camouflage. Despite having received several sighting reports so far, it is incredibly difficult to locate due to its habit of constantly changing locations.Fortunately, this individual stayed in the same place for several days. As shown in the photo, it was carrying a fledgling, which occasionally emerged from its parent’s chest.

Butorides striata – ササゴイ

Butorides striata – ササゴイ

Scientific Name: Butorides striataEnglish Name: Striated heronObserved in: Sungei Buloh Wetland Reserve, Bishan Ang Mo Kio ParkLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Jan-22, Feb-22, Oct-23 世界中に広く分布しており、遥か昔、パンタナールでもその姿を記録していました。当地でも年中観察することができ、よほどのシーンでなければ、シャッターを切ることはなくなっていきます。サギ科がよく集まるBishan Ang Mo Kio Parkで良く見かけます。

Nycticorax nycticorax – ゴイサギ

Nycticorax nycticorax – ゴイサギ

Scientific Name: Nycticorax nycticoraxEnglish Name: Black-crowned night heronObserved in: Singapore Botanic Garden, Pasir Ris ParkLocal Status: Uncommon ResidentObserved Timing: Nov-22, Dec-22 ササゴイ同様、世界中に広く分布しますが、当地シンガポールではササゴイほどには多くの観察機会はありません。物陰にずんぐりと潜んでいることが多く、なんだか怪しい雰囲気を醸しています。

Ploceus jacksoni – ズグロキゴロモハタオリ

Ploceus jacksoni – ズグロキゴロモハタオリ

Scientific Name: Ploceus jacksoniEnglish Name: Golden-backed weaverObserved in: Kranj MarshLocal Status: Uncommon Introduced ResidentObserved Timing: Apr-24 定着した外来種として数種のハタオリドリがシンガポールには生息しています。当種は久しぶりにKranj Marshを訪れたときに見かけたものです。渡りの季節もほとんど終わり、居住地域からも遠く行きづらいこの場所に行ったのは、Marshから程近い別の場所に訪れるのが目的でしたが、残念ながらそこは閉鎖されてしまっていました。シンガポールは都市国家としてはよく自然を残しつつ発展しているとは思いますが、それでも年々と観察場所が減っていきます。

Lalage nigra – マダラナキサンショウクイ

Lalage nigra – マダラナキサンショウクイ

Scientific Name: Lalage nigraEnglish Name: Pied TrillerObserved in: Marina Drive, Coney Island, Kranj MarshLocal Status: Very Common ResidentObserved Timing: Dec-21, Jan-22, Dec-22 Very Commonというにはそれ程個体数が多い様には思えません。それに加えて木々の間を移動し続け留まってくれないので、撮影には苦労させられます。満足した写真はまだ撮影できていません。Kranj Marshでも見かけますが、距離が遠いです。Marina Driveでは割りと近接できた記憶があります、、最近訪れていないので久しぶりにいってみるのもいいかも。

Estrilda melpoda – ホウコウチョウ

Estrilda melpoda – ホウコウチョウ

Scientific Name: Estrilda melpodaEnglish Name: Orange-cheecked waxbillObserved in: Bishan Ang Mo Kio ParkLocal Status: Uncommon Introduced ResidentObserved Timing: Oct-23 Bishan側にあるレストランの目の前はビオトープになっており、カエデチョウ科の鳥たちが集まっていることがあります。当種は元々は外来種でしたが、在来のシマキンパラなどと一緒にエサを啄んでいる光景を見ます。鮮やかなオレンジ色の頬が綺麗です。

Pellorneum rostratum – ムナジロムジチメドリ

Pellorneum rostratum – ムナジロムジチメドリ

Scientific Name: Pellorneum rostratumEnglish Name: Malayan Swamp BabblerObserved in: Lorong HalusLocal Status: Very rare residentObserved Timing: Sep-22 聴きなれない特徴的な鳴き声が継続的に聞こえてきたその方向を良く探してみると、囀っていたのは当種でした。Very RareのLocal Statusの通りこれまでに1度しか出会いはなく、これまで自力で発見できたものの中では一番珍しい種だと思います。準絶滅危惧種です。

Mixornis gularis – ムナフムシクイチメドリ

Mixornis gularis – ムナフムシクイチメドリ

Scientific Name: Mixornis gularisEnglish Name: Pin-striped Tit-BabblerObserved in: Coney Island, Berlayer Creek Boardwalk, Singapore Botanic GardenLocal Status: Very Common ResidentObserved Timing: Dec-21, Apr-22, Nov-22 藪の中に生息するチメドリたちはなかなか姿を現してはくれず、鳴き声は聞こえても観察できないことが多くあります。Singaporeにはいつくかのチメドリが生息しているようですが、こうした観察の難しさに加えて、生息地域がCentral Catchmentとされている種である場合、そこが非常に広範囲でどこを具体的に当たればいいのか未だにわからず、見つけることができていません。誰か案内してくれないだろうか。。

Crithagra mozambica – キマユカナリア

Crithagra mozambica – キマユカナリア

Scientific Name: Crithagra mozambicaEnglish Name: Yellow-fronted CanaryObserved in: Coney IslandLocal Status: Uncommon Introduced ResidentObserved Timing: Jan-22 野鳥観察をはじめて間もない頃、人が少なくゆっくり探鳥が楽しめるConey Islandによく通いました。折り畳み自転車をMRTに乗せてPasir Risまで行き、Lolong Haulsを経由して島に入るコースです。そこで、見かけないでっぷりとした鳥がいるな、とシャッターを切ったのが当種です。Birds of Singaporeのサイトに記載はありませんが、eBirdを見れば当地でも観察例がいくつかあることが確認できます。元々はアフリカの鳥です。

Orthotomus atrogularis – ノドグロサイホウチョウ

Orthotomus atrogularis – ノドグロサイホウチョウ

Scientific Name: Orthotomus atrogularisEnglish Name: Dark-necked TailorbirdObserved in: Singapore Botanic Garden, Thomson Nature ParkLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Dec-22, Apr-24 サイホウチョウは漢字で書けば裁縫鳥であり、蜘蛛の糸を使って葉を縫い合わせるようにして巣作りをするのがその由来らしいです。残念ながら、実際にそういった巣を見たことはありませんが、地面近くの葉の多い繁る中に作られているのでしょう。

Orthotomus sericeus – ズアカサイホウチョウ

Orthotomus sericeus – ズアカサイホウチョウ

Singapore Scientific Name: Orthotomus sericeusEnglish Name: Rufous-tailed TailorbirdObserved in: Thomson Nature ParkLocal Status: Uncommon ResidentObserved Timing: Feb-22 サイホウチョウ科の鳥らしく、よく響き渡る鳴き声をしています。どんどんと木を登っていくなかをなんとか撮影することができました。Thomson Nature Parkでは、探鳥をしている人はそれほど多くはありませんが、人口密度が低くのんびりと周ることができるので、割と気に入っています。探鳥後にはカレー屋さんで朝食を食べるのがお決まりです。 Malaysia Observed in: Johor ForestObserved Timing: Jun-23

Orthotomus sutorius – オナガサイホウチョウ

Orthotomus sutorius – オナガサイホウチョウ

Singapore Scientific Name: Orthotomus sutoriusEnglish Name: Common TailorbirdObserved in: Coney Island, Singapore Botanic GardenLocal Status: Very Common MigrantObserved Timing: Dec-21, Nov-22 確かに珍しい鳥ではありませんが、こうしてみるとまともな写真を撮ってないですね。。シンガポール外ではスリランカでも観察できました。下の写真です。ホテルの庭の木と背景の建物の壁が良い感じにフレームになってくれました。 Sri Lanka Observed in: Colombo, Sri LankaObserved Timing: Feb-24

 Vanellus indicus – インドトサカゲリ

 Vanellus indicus – インドトサカゲリ

Scientific Name: Vanellus indicusEnglish Name: Red-wattled LapwingObserved in: Marina DriveLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Jan-22, Apr-22 タゲリの仲間であり、けたたましいという表現がぴったりの鳴き声をしています。ムンバイに住んでいたころに出かけた探鳥でも当種を見ることができました。ヘドロとも何とも形容しがたい腐臭のする川の中州で毛づくろいをするのを見て、野生はなんと逞しいものかと感心してしまった記憶があります。

Ninox scutulata – アオバズク

Ninox scutulata – アオバズク

Scientific Name: Ninox scutulataEnglish Name: Brown BoobookObserved in: Hindhede Nature ParkLocal Status: Uncommon residentObserved Timing: Nov-21 シンガポールで撮影してきた鳥たちの掲載は大方済んだかな、、と思っていたらまだ残っていたものがありました。当種はシンガポールに来てから間もないころ、まだ公園に入るのにもTrace Togetherをかざしていたころに撮影したものです。その頃は、当地の野鳥情報の入手方法すら知りませんでしたが、偶然訪れたHindhedeはFairy Pittaのせいで大行列していました。その時に撮影したものです。ちなみにFairy Pittaは出てきてくれませんでした。

Pycnonotus brunneus – アカメチャイロヒヨドリ

Pycnonotus brunneus – アカメチャイロヒヨドリ

Scientific Name: Pycnonotus brunneusEnglish Name: Asian Red-eyed BulbulObserved in: Dairy Farm Nature ParkLocal Status: Uncommon ResidentObserved Timing: Feb-22 ヒヨドリの仲間は数が多く、似通った見た目をしていますので思いを注ぎ込むのが難しいなと感じることがあります。しかしながら、Singaporeでは比較的多くの種類が見られます。Dairy Farmを始めとしたCentral Catchment外縁部が狙い目だと思います。

Anhinga melanogaster – アジアヘビウ

Anhinga melanogaster – アジアヘビウ

Scientific Name: Anhinga melanogasterEnglish Name: Oriental DarterObserved in: Hindhede Nature ParkLocal Status: Uncommon VisitorObserved Timing: Nov-21 シンガポールのバーダーたちが一所懸命撮影していたのが当種ヘビウでした。鵜などいつでもどこでも見れるだろうと適当にシャッターを切ってしまいましたが、その後まだ機会は訪れていません。自然観察には弛まない学習が必要で、まさに一期一会として接しなければならないものですよね。反省です。

Actitis hypoleucos – イソシギ

Actitis hypoleucos – イソシギ

Scientific Name: Actitis hypoleucosEnglish Name: Common SandpiperObserved in: Sungei Buroh Wetland Reserve, Marina DriveLocal Status: Very Common MigrantObserved Timing: Nov-22, Dec-22 写真はマリーナで撮影したものです。このポイントは海をバックにローアングルで海鳥たちが撮れる素敵な場所です。旧大陸全体とオセアニアにも分布し、様々な場所で観察できます。ドブのような小川で見ることが多い気がします。

Choerodon schoenleinii – シロクラベラ 

Choerodon schoenleinii – シロクラベラ 

Scientific Name: Choerodon schoenleinii English Name: Blackspot tuskfishObserved in: Pulau Hantu, SingaporeObserved Water Depth: Around 10mObserved Timing: Jun-23 標準ズームをテストしていたその日、目の前で地面をほじくり返しだした大きな個体。私たちのことなど意に介す様子もなく、豪快に土煙を挙げていく。シロクラベラ、日本でも観察できるようで、沖縄では高級魚として重宝されるらしい。美味そうには見えないけれど。。 標準ズームのテスト結果は、雑記にまとめました。https://www.fishbone.site/notas/5420/

Tomiyamichthys russus – ウシオニハゼ

Tomiyamichthys russus – ウシオニハゼ

Scientific Name: Tomiyamichthys russusEnglish Name: Ocellated shrimpgobyObserved in: Pulau Hantu, SingaporeObserved Water Depth: Around 15mObserved Timing: Jan-23 シンガポールダイバーが毎週集まるPulau Hantu。その北側、Bukom島との間の水路には、砂丘のような水底をした環境があります。そこはシンガポールでもっともハゼの観察に適した場所であり、他の場所にはいない種が数多く生息しています。この時もまた初めて出会いがありました。おそらくウシオニハゼの幼魚であると思われ、非常に立派な背鰭を開閉させています。オニハゼ属を当地で確認したのは初めてとなりました。

Eviota storthynx – キンホシイソハゼ

Eviota storthynx – キンホシイソハゼ

Scientific Name: Eviota storthynxEnglish Name: Storthynx dwarfgobyObserved in: Pulau Hantu & Sentosa, SingaporeObserved Water Depth: Around 4-10mObserved Timing: Nov-21, Mar-22 傾注しているハゼ科の魚類の中でも、特にイソハゼ属の仲間は観察しがいのある対象です。英語でいえばDwarf gobyであり、その名の通り小さい。水底やサンゴなどあらゆる場所で見かけられ、種数も多いが、通常種の中に紛れる希少種を探すのはさながら宝探しのようです。また、間合いの駆け引きはシビアとなります。気配を察知されれば次の瞬間には岩陰の奥底に逃げ込むし、共生ハゼなどと異なり、どこにだって移動できるからです。 そんなイソハゼですが、当地での観察機会は非常に限られています。水底は基本的に砂~シルト泥で死サンゴや小石が転がっている場所があまりないことと、サンゴや岩石は堆積物に覆われておりおそらくイソハゼにとってよい環境ではないのかと思います。 諦め悪く探し続け、漸くこのキンホシイソハゼに出会えた時には、追い求めてきた獲物(?)の登場に、文字通りアワアワしてしまいました。 Eviota – Drawf goby is a genus one of the most attractive. It’s due to a variety of species and also a difficulty of photographing. Normally Eviota is everywhere, however herein Singapore, it’s uncommon. I guess heavy sediment on coral is one of that reason. This storthynx dwarfgoby is finally observed with my 10th diving in Hantu. That was great encounter indeed, because I come to know they are living here!! Honestly, I was almost giving up them.

Bathygobius hongkongensis – クロホシハヤズハゼ

Bathygobius hongkongensis – クロホシハヤズハゼ

Scientific Name: Bathygobius hongkongensisEnglish Name: –Observed in: Pulau Hantu & Sentosa, SingaporeObserved Water Depth: 3 -10 mObserved timing: Nov-21, Mar-22, Apr-22 日本ではクモハゼ属のいづれも見たことはなかったが、当地では2種に出会うことができている。本種はクロホシハヤズハゼ。なんだか名前がかっこいい。 初回の発見は、淡いエメラルドグリーンに輝くサンゴ上でした。綺麗な背景に初見のハゼ。慌てて設定を直しながら撮影に入りました。しかし興奮相まり体制がなかなか整いません。。そうこうしている内に堆積物の吹き溜まりに追い込んでしまいましたが、なんとかピンが得られた、、 鮮やかなオレンジが印象的な写真は、別日に全く別の場所で撮影したもの。サンゴの下に何かいないかと寄ってみると、隠れていました。最短距離まで寄ってもびくともしないのは、いまさら動いたらバレるし、相手(=私)が気づいていない可能性に賭けたのでしょう。魚と対峙していると、ときどきそういう瞬間あります。 その後、岩の陰に空いた小さな穴の中で何か動いていると思ったら、当種の幼魚だったりと、何度か見つけることができている。カメラをほとんど最短撮影距離まで近づけていっているのにも関わらず、穴から徐々に出てくる無防備っぷり。幼魚のほうが、好奇心旺盛なのかしら。 I’ve never observed Bathygobius genus in Japan for some reason, while here in Singapore, already two are spotted in night dive in Pulau Hantu. 1st dorsal fin edge is colored white and it makes this species more special. When I spot it first time, it seated on that bright green coral. That was actually perfect situation for shooting with such the beautiful background. However, this special situation make me be over excited, and I got him away at the corner as you see in 3rd…

Cephalopholis boenak – ヤミハタ

Cephalopholis boenak – ヤミハタ

Scientific Name: Cephalopholis boenakEnglish Name: Chocolate hindObserved in: Pulau Hantu, SingaporeObserved Water Depth: Around 10-15mObserved Timing: May-23 白い通った鼻筋が特徴的です。図鑑を検索するも検討がつかず、ChatGPTに幼魚のころには額を通る白い線があるハタ科の魚類のリストを挙げさせてみるも、見当違いの回答ばかり。。あきらめかけていたところ、鈴木さんの魚図鑑があることを思い出し、ぱらぱらとめくってみると見事にヒットした。素晴らしい図鑑です。 The distinctive feature is the white line that runs through the nose. Despite searching through field guides, I couldn’t come to a conclusion. I tried asking ChatGPT for a list of fish species in the grouper family that have a white line running across their foreheads when they are young, but the answers were way off. Just as I was about to give up, I remembered Suzuki’s fish field guide, and when I flipped through it, I found a perfect match. It’s an excellent guidebook.

Centrogenys vaigiensis – オニハタ

Centrogenys vaigiensis – オニハタ

Scientific Name: Centrogenys vaigiensisEnglish Name: False scorpionfishObserved in: Pulau Hantu, SingaporeObserved Water Depth: Around 10-15mObserved Timing: Dec-21, Mar-22, Oct-22 オニというにはかわいい顔つきであるし、ハタというのにハタ科ではない。フサカサゴに擬態している、オニハタ科の種だ。英名を直訳すればニセカサゴなので、そっちの名前のほうがしっくりくる。そういえば、シンガポールの海でカサゴを全く見ていないな。どこかにはいるのだろうけれど。。 Though it is called Oni-Hata in Japanese, Demon Grouper, it has an adorable appearance and it’s not a grouper in the true sense. It belongs to the Centrogenyidae family indeed. It mimics the appearance of a scorpion fish. In this regard English name is much better than Japanese one to explain the guy. Come to think of it, I haven’t seen any scorpionfish in Singapore’s sea. They must be somewhere, though..

Amblyeleotris gymnocephala – マスクドシュリンプゴビー

Amblyeleotris gymnocephala – マスクドシュリンプゴビー

Scientific Name: Amblyeleotris gymnocephalaEnglish Name: Masked shrimpgobyObserved in: Pulau Hantu, SingaporeObserved Water Depth: Around 10-15mObserved Timing: Nov-21, Jun-23 目の横から延びる黒い線が特徴のダテハゼ。シンガポールの海に潜り始めてから間もないころに見ることができたが、その一回きり、今まで機会がない。場所はなんとなく把握しており、同じ場所にイマキュレートゴビーなどもいるはずなので、じっくり潜ってみたい。 追記)1年以上の期間を経て久しぶりに見つけることができた。その間インドネシアなどでも当種を見つけたが、当地に生息するものは、それと比べて目から延びる線が随分と細く、しかしくっきりとしている。観察場所はHantuの北側であり、前回の西側ではなかった。 This Amblyeleotris is characterized by a black line extending from the side of its eyes. I was able to see it shortly after I started diving in Singapore, but it was only that one time. I have a rough idea of the location, and I expect to find other species like the Immaculate Goby in the same area, so I want to dive there and explore thoroughly. Update) After more than a year, I finally managed to find it again. In a meantime, I also spotted the same species such as in Indonesia, but the…

Thysanophrys celebica – セレベスゴチ

Thysanophrys celebica – セレベスゴチ

Scientific Name: Thysanophrys celebicaEnglish Name: Celebes flatheadObserved in: Pulau Hantu, SingaporeObserved Water Depth: Around 12mObserved Timing: Aug-22 セレベスといったらレンベのあるスラウェシ島の意であるが、当種を見た記憶はなく彼の地で一般的に分布しているのかはわからない。当地では幼魚と成魚をそれぞれ観察することができた。コチの仲間のことを、英語ではしばしばクロコダイルフィッシュと、勇ましい呼び方をするが、水底にじっとしていて、とても情けない顔をしている。 When it called ‘Celebes,’ it refers to Sulawesi, which includes Lembeh Island. However, I don’t recall ever seeing this species there, so I’m not sure if it is commonly distributed in that region. Nevertheless, I was able to observe both juvenile and adult fish in Singapore. In English, flathead family are often referred to as ‘Crocodilefish,’ giving them a fierce-sounding name. However, they actually look quite pitiful, sitting at the bottom of the water with a rather sorry expression on their faces

Scolopsis vosmeri – タイワンタマガシラ

Scolopsis vosmeri – タイワンタマガシラ

Scientific Name: Scolopsis vosmeriEnglish Name: Whitecheek monocle breamObserved in: Pulau Hantu, SingaporeObserved Water Depth: Aound 10mObserved Timing: Nov-21, May-23 これまで気にも留めてこなかったタマガシラの仲間がシンガポールでは種々見られる。このタイワンタマガシラは恐らく珍しい種であり、いまだに1度しかみていない。そして1年半がたった2023年、目の前を成魚が泳ぎ去っていった。スズメダイに負けず劣らず体色が大きく変化するようだ。ひれを縁取る赤色に名残が認められるくらいか。 Honestly I do not remember well when I spotted it.I find Singapore has relatively many variety of Scolopsis genus, which I had not paid attention so much.This is juvenile and having simple black and white color, but it has also bright and shining blue on its fins.When it grows up, it turn to something another.

Halichoeres leucurus – アミトリキュウセン

Halichoeres leucurus – アミトリキュウセン

Scientific Name: Halichoeres leucurusEnglish Name: Greyhead wrasseObserved in: Pulau Hantu, SingaporeObserved Water Depth: Around 12mObserved Timing: Aug-22 広範囲を動き回る被写体を撮るのに視界はやっぱり必要で突如として現れたベラなどに慌ててカメラを向けてシャッターを切っては見るものの、やっぱり写真にはならない。これも本来であれば掲載する類のものではないのだけど、アミトリキュウセンがシンガポールにいたという嬉しい驚きと、そして多分これ以上にいい写真は当地ではなかなか撮れないだろうから載せておく。 When capturing subjects that move around extensively, having clear visibility is undoubtedly necessary. When suddenly faced with a wrasse, I hurriedly aim my camera and press the shutter, but the photos never turn out as desired.These photos might not belong to the category meant for publication, but I couldn’t resist sharing the delightful surprise of finding Halichoeres leucurus in Singapore. Plus, I doubt I’ll be able to capture a better photo of it here anytime soon, so I decided to include it. Side Story photography 和名のアミトリは西表島の網取湾から。この二枚はまさにその命名の地で撮ったもの。まともな写真がまだ撮れていないことに気付いた。

Pomacentrus simsiang – ブルーバックダムセル

Pomacentrus simsiang – ブルーバックダムセル

Scientific Name: Pomacentrus simsiangEnglish Name: Blue-back DamselObserved in: Pulau Hantu, SingaporeObserved Water Depth: Around 12mObserved Timing: Feb-22 海に春を告げる出来事は様々あります。例えば、テンジクダイが口内保育を始めることであったり、卵を守るスズメダイに腕をつつかれることであったり。日本でいえば、アマミスズメダイ(スズメダイ属)の幼魚が出始めることもその一つ。そわそわした、どことなく心が落ち着かない雰囲気が海の中に溶けだしてくるんです。 同じようにシンガポールの海が春めきだしたのは2月、初めて本種の観察機会を得ました。属が異なりますし体型は違うのですが、額のVラインがアマミを彷彿とさせ、似ても似つかぬ浮遊物の嵐の海と、澄んだいつもの八重山の海を繋ぐ、なんだかそんな出会いをしたような気がしました。それにしてもスズメダイの幼魚はやっぱり綺麗で可愛いですね。 There are various events that herald spring in the sea. For instance, when Cardinalfish start practicing mouthbrooding or when Damselfish nudge you while protecting their eggs.In Japan, another sign of spring is the emergence of juvenile Chromis chrysura. The restless and somewhat uneasy atmosphere seems to dissolve into the sea. Similarly, Singapore’s sea began to feel like spring in February when I had the first opportunity to observe this juvenile. Although it belongs to a different genus and has a different body shape, the V-line on its forehead reminds me of…

Mahidolia sp. – カスリハゼ属の1種

Mahidolia sp. – カスリハゼ属の1種

Scientific Name: Mahidolia sp.English Name: Flagfin goby sp.Observed in: Pulau HantuObserved Water Depth: 20mObserved Timing: Feb-22, May-23 水深20mくらいの斜面に共生エビとともにいたカスリハゼ属(1,2枚目)。生息環境から言えば、Mahidolia mystacinaなのかと思う一方で、第一背鰭の模様および、腹びれの模様はそれぞれsp.の特徴を有している。また、サイズ感もsp.のイメージに合致するように思います(mystacinaよりも大きい)。 This Flagfin goby has a lot of variety actually, while only two are registered officially.Since their fin shapes are different from Mahidolia mystacina, I categorized them as spices.Your suggestion on that is most welcomed ;)) Side Story photography 日本で見た河口域水深5mくらいに生息する本種。想像していた以上の大きさに驚いた。口が裂け気味で、血管(?)ムキムキ。

Mahidolia sp. – カスリハゼ属の1種

Mahidolia sp. – カスリハゼ属の1種

Scientific Name: Mahidolia sp.English Name: Flagfin goby sp.Observed in: SentosaObserved Water Depth: 3-5mObserved Timing: Mar-22 全身真っ黒なカスリハゼ。同属のハゼをPulau Hantuで確認しているが、体色や環境が異なるので別種ではないかと思われる。生息環境は水深3m。御伴のエビが巣穴から出入りする度に壁が壊れていき、あたりは煙幕を張ったようにもやもやしている。外敵から身を守る手段として意図的に行っているのか、おっちょこちょいなのかはわからない。ただ、撮影する側にしては試練でしかない。AFは当然機能せず、肉眼でも外形は陰としてしか把握できない中、勘を頼りにMF撮影した。枚数が撮れるデジタルってありがたい。 The entirely black flag-fin goby. I’ve observed in Pulau Hantu along with other gobies from the same genus. However, due to differences in body color and environment, it seems likely that they may belong to different species. Their habitat is at a 3m depth. Whenever their shrimp companions enter and exit their burrows, the walls crumble, creating a hazy atmosphere around them, as if smoke were spreading. It’s unclear whether this behavior is intentional as a means of protecting themselves from predators or if they are just clumsy. For photographers, it’s nothing but a trial. Autofocus is…

Cryptocentrus melanopus – オイランハゼ

Cryptocentrus melanopus – オイランハゼ

Scientific Name: Cryptocentrus melanopusEnglish Name: Pink ShrimpgobyObserved in: Sentosa, SingaporeObserved Water Depth: Less than 5mObserved Timing: Anytime Pink color dot on the face and gorgeous fins, it is King of the Cryptocentrus. Or Queen rather since Japanese name is “Oiran” goby. It’s observed on a shallow sand together with its friend shrimp. If you are patient enough, you may observe its jump for a seconds, displaying purpose. By the way, it was freshy experience for me to see them on a dark colored sand with leaves and pebbles. 名前よろしくド派手なピンクのドットを顔面にあしらったこのハゼは、湾奥の河口域水深5mくらいの砂底に共生エビとともにみられる。シンガポールにおいても生息環境はおおよそ変わらないが、葉っぱの堆積した暗い色の砂でオイランを見ることは日本ではなかったため、非常に新鮮に思った。共生エビ(Alpheus rapax -トウゾクテッポウエビ)との共生の様子が写真からも確認できるが、エビは重たそうな小石をかき出さねばならず大変そうである。また、オイランといえばジャンプシーンであるけれど、素振りすら窺うことはできていない。そのタイミングについて詳しく伺ってみよう。 This goby, adorned with flashy pink dots on its face, can be found in the sandy bottom, about 5…

Cryptocentrus caeruleomaculatus – タカノハハゼ

Cryptocentrus caeruleomaculatus – タカノハハゼ

Scientific Name: Cryptocentrus caeruleomaculatusEnglish Name: Blue speckled prawn-gobyObserved in: Sentosa, SingaporeObserved Water Depth: Less than 5mObserved Timing: Anytime 写真に撮ってみないとわからないことが確実にある。1つは観察時点では意識が向いていなかったが、後から眺めてみると気付けた、という類のもの。これは観察の回数を増やすことで相対的に減っていく(つまり、水中で気付けることが増えてくる、、ようになりたい!!)。 その一方で、どうしたって肉眼では確認できないという人間の限界的なところをカメラが助けてくれるということもある。当種は一見地味で、水中で見ると白黒で、頭部周辺の模様の特徴からMaudae Shrimpgobyと見間違えそうになるのだけど、フラッシュをたいて写真に収めてみると、青や赤のドットがちりばめられてることに気づかされる。個体数も多いし、見向きもされていない気がするけれど綺麗です。 There is definitely something which never know unless photograph. One of that is underwater has a remarkably full of colors. As deeper we dive, a scenery lose the sun light and it makes the underwater world more like monotonic blue world. I would say it is also nice and unique. However, it is also fun to find a shining green in the goby body, or a bright pink on the rocks.It’s the joy of nature observation with a camera.

Cryptocentrus cyanospilotus – ホシゾラハゼ

Cryptocentrus cyanospilotus – ホシゾラハゼ

Scientific Name: Cryptocentrus cyanospilotusEnglish Name: Bluespot ShrimpgobyObserved in: Sentosa, SingaporeObserved Water Depth: Around 7mObserved Timing: Feb-23 これまでよく探索してこなかった場所にフカフカのシルト泥の環境を見つけた。少し動けばたちまち煙幕を張ってしまうその環境には、これまで当地では見てこなかった様々なハゼがいた。このホシゾラハゼもその1種。散りばめられた青い点が輝いている。私にとっての初見は西表島であり、あまり巣穴から出てこない臆病なイメージがあったけれど、当地では活発に採餌に勤しんでいた。 I found a soft, silty environment in a place I hadn’t explored much before. The moment I moved, the whole area became a haze of sediment. In this environment, I encountered various gobies that I had not seen in Singapore. This goby is one of them. It shines with embedded blue spots.My first encounter with this species was in Iriomote Island Japan, where I had an image of them being timid and rarely coming out of their burrows. However, here, they were actively foraging and seemed more lively.

Yongeichthys criniger – ツムギハゼ

Yongeichthys criniger – ツムギハゼ

Scientific Name: Yongeichthys crinigerEnglish Name: Yellowfin Toxic GobyObserved in: Sentosa SingaporeObserved Water Depth: Less than 5mObserved Timing: Jun-22, Feb-23 ツムギハゼ。初めて見たのは石垣島の河口域、トントンミーが行き来するマングローブの浅瀬に数多く生息していた。英名にあるように有毒であり、それはテトロドトキシンである。その昔は田んぼに撒いて害獣駆除にしていたとか。。そんなツムギハゼ、当地にはセントーサの港内に生息しており2022年に証拠写真を収めて以来出会わなかったが、2023年改めて探索してみると、水深7メートル近くのシルト泥の底を数匹が行きかっているのを確認できた。 I first saw it in the estuary of Ishigaki Island, where many of them inhabited the shallow waters among the mangroves. As its English name suggests, it is poisonous, containing tetrodotoxin. In the past, it was used to eliminate pests by spreading it in paddy fields. Since capturing it in a photograph in Sentosa’s harbor area in 2022, when I revisited in 2023, I could confirm several of them swimming near the silted bottom at a depth of around 7 meters. .

Gobiidae sp. – ハゼ科の1種

Gobiidae sp. – ハゼ科の1種

Scientific Name: Gobiidae sp.English Name: Goby sp.Observed in: SentosaObserved Water Depth: Around 7mObserved Timing: Feb-23 2022年前半は国外への渡航に制限が掛かっていたので、シンガポールの海を集中的に探索したものの、国境が開いてからは足が遠のいてしまっていた。そうして2023年になり、久しぶりに潜ってみると初見のハゼがまだまだいた。当種は、ほんの少しでも接触してしまえば、たちまち濁るような非常に細かい軟泥にいたハゼ科の1種。当地で観察されていそうなハゼ科の魚類を総当たりしてみたが、該当するような記載は見当たらなかった。属の検討もつかない、、、。目の脇から延びる線、とぎれとぎれの縦帯、第一背鰭の黒斑、尾鰭近くの輝青点。。数匹いた。 Oversea Travel is restricted during the pandemic, I explored the sea of Singapore. After opening the border, it get drastically reduced diving this sea. However, I would say there were still many incredible first time encounters.This species is a gobiidae found in very fine ooze where instantly turns cloudy if even the slightest touches on it.I browse all the gobies that are likely to be observed in Singapore but no hit.It has a feature like, a line extending from the side of its eyes, an intermittent vertical band at the center of its body, a black spot on the…